無理を可能とする特注PCD変換スペーサー＆特注ボルト制作

こんにちは。

アテイン事業部商品課担当のヤスです。

普段は「担当者ブログ」でご案内していますが、本日はこちらに初投稿となりました。
宜しくお願い致します。m(_ _)m

さて・・・

今日ご紹介する商品は、既製品ではなく特注製作したPCD変換スペーサーとなります。

ご依頼頂きました、ブラバスの正規代理店「エグゼ」様より、
装着車輌はW211 E55で、オーナー様の要望でサーキット走行にも耐えられる
構造と強度をご希望との事で、本体をスチール製で、さらにホイール側に逃げが無い事から
特殊なボルトまでもワンオフ制作した逸品となります。

今回制作したスチール製PCD変換スペーサーは・・・

・フロント用　２０ミリ　　２枚１ＳＥＴ　￥３６，７５０（税込）
・リア用　　　２４ミリ　　２枚１ＳＥＴ　￥３８，８５０（税込）

この１台分です。

特注のPCD変換スペーサーを制作するにあたって、なんでも出来るという訳ではなく、
ある程度の範囲の中での制作となります。
理由としては、スペーサー本体は制作できても、使用するボルトやナットが既製品として
存在していなくてはスペーサーができても、装着出来ない商品となってしまうからです。

今回のご要望は、限られた特注スペーサーの条件範囲では、本来制作が難しいのですが
付属品となるボルトまでも特注生産する事で、装着を可能としたPCD変換スペーサーです。

このPCD変換スペーサーは、メルセデスベンツ（PCD112）にポルシェ専用ホイール（PCD130）を
装着する為に制作した「スチール製PCD変換スペーサー」です。

装着ホイールがポルシェ専用ホイール（M14-14R）なので、どうしてもホイールボルトでの
装着しか出来ないという結論に至ったため、ホイール固定ボルトを直接スペーサーにねじ込んで
装着出来る様にスペーサーをスチールで制作しています。
※通常のジュラルミン材は強度の問題から直接ネジを切る事が出来ません。