KSP エキゾースト コントロールの開発日記 No.8  ランボルギーニ・アヴェンタドール

KSP エキゾースト コントロールの開発日記 No.8

こんにちわ、「KSP エキゾースト コントロール」開発担当のYです。
前回のNo.7の続きからお話します。

前回の「KSP エキゾースト コントロールの開発日記 No.7」のお話は、コチラよりご覧いただけます。

今回の開発車両は「ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4」なります、前に開発をした「アヴェンタドールS LP740-4」と共通点があれば開発の時間が短縮出来るので、共通点を探しながら開発をスタート!!

「アヴェンタドールS LP740-4」の開発日記はコチラよりご覧いただけます。

モニターに協力頂いたお客様は以前からKSPエンジニアリングとお付き合いのあるお客様で、新しくアヴェンタドール購入をきっかけに、モニター協力をして頂ける事になりました。

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早速ですが、作業を開始します。
純正ソレノイドバルブがある右リアのホイールハウス内フェンダーカバーを外します。

アヴェンタドールSの取付けステーがそのまま装着出来るか検証しますが、微妙に違うのでアヴェンタドールSのキットは却下!!
新たにコントローラーと付属のソレノイドバルブの設置位置を決めてから取付けステーを作っていきます。


取り付け位置が決まった後は、ケーブルや電源配線、バキュームホースの付属品を作り車両に接続をして動作確認後に元の状態に戻して作業は完了です。

製品化も完了して販売を開始を始めたのですが、購入をされた遠方のお客様からコントローラーの設置位置にご指摘を頂きました。
内容は「現在のコントローラー設置位置だと車両から発する熱でコントローラーが熱害を受ける事があるとご指摘を頂き、すぐに対策をとる為に新たにコントローラー設置位置を作り直しました。
熱害の影響も受けないところを探し出して新しいコントローラーステーを作りました。(検証もしたので大丈夫です。)
※アヴェンタドールSのコントローラー設置位置は違うので大丈夫です。

熱害対策と同時にもう一つ新しい事を開発しました。
12V電源を取る時に指定した車両側配線に付属の電源配線をハンダやスプライス端子で接続をするのですが、配線加工が面倒なのでカプラーONの出来る電源取り出し配線を開発!!
全ての配線をカプラーONで接続する為、製品の取付け簡素化で取付け作業時間も短くなりました。


※アヴェンタドールSもカプラーONになっています。

今回の開発は色々と問題がありましたが、すごく勉強をさせてもらいました。
これからも続くエキゾーストコントロールの開発に活かしていきます。

次回の開発車両は「フェラーリ・488ピスタ」に決定!!
フェラーリ最新のスペチアーレモデルにワクワクします。

KSPエキゾーストコントロール 最新情報

マセラティ・ギブリ     販売開始致しました
品番:KS-49113     価格:¥55,000(税別)