BNR32の関西LCタービン+ノーマルカム仕様の
バルタイ変化による出力&排気温度変化を
チェックしてみました。
出力はシャシダイナモを使用して、排気温度はR側のエキマニに
装着してあるDefi製の排気温度センサーを利用して計測します。
計測ブースト圧は1.1〜1.15kです。

 

BNR32のノーマルバルタイはIN側が上死点前(BTDC)7°
で開きはじめ、EX側はBTDC7°で閉じ終わるオーバーラップ
0°の設定となっています。

まずは、IN3°(BTDC)/EX0°の高回転仕様で計測してみました。
排気温度のピーク値は925°を記録しました。
修正馬力は441psです。
次に、IN11°(BTDC)/EX0°の上記からIN側を中速側に振った
数値で計測してみました。
排気温度のピーク値は905°を記録しました。
修正馬力は437psです。
IN側バルタイを中速側に変更すると排気温度のピーク値は
下がりました。
次に、IN11°(BTDC)/EX7°(BTDC)で上記からEX側を
ノーマル値に戻した数値で計測してみました。
排気温度のピーク値は880°まで低下しました。
修正馬力は426psまで減少しました。
EX側のバルタイ変更もやはり排気温度に影響を与えているようです。
同じブースト同じセッティングデータでもバルタイ調整で
50°近い変化があった事が確認できました。
実走行だと排気温度の数値も変わってくると思いますが、
単純に変化の比較であれば今回のテスト内容で方向性はさぐれると思います。
ちなみにIN側3°と11°のPS比較です。
11°の方が中間域で約20psの向上がみられました。
ピークパワーを求めるのか中間域を重視するのかによって
バルタイの数値は変わってきますが、KSPでは11°のセッティング
がオススメです。
EX側の比較もしてみました。
EX側はIN側ほど回転ごとの出力に影響は与えないようです。
EX7°とEX0°は高回転のみEX0°側が向上する結果となりました。
ただし、排気温度のピーク値は25°上昇する結果となっています。
この排気温度のとらえ方はさまざまですが、フィーリング的には
IN側11°EX側0°の設定が楽しめるのではないでしょうか。