業界初!!スペーサーの保安基準適合へ本格始動!

こんにちは。
KSP商品部の「ヤス」です。

今回はVIA(日本車両検査協会)に来ています。

VIAではその名の通り、自動車や自転車を含む
車輛を構成する様々な部品の
検査や試験を専門に行っている第三者機関です。

皆さんがよく目にする部品で例えると
しっかりとした社外アルミホイールの裏側に
「VIA刻印」を目にする事が出来るかと思います。

アルミホイールの強度試験なども
コチラで行われています。

その内部で・・・

KSPの主力製品、
20年以上の販売実績のあるワイドトレッドスペーサー。
そのなかでも最高品質を誇る
REALブランドワイドトレッドスペーサー。

今回は、このREALワイドトレッドスペーサーの
試験の為VIAさんにお邪魔しました。

今回テストに使用する試験機器。
最大で50tまでの圧力を発生させる事が出来るそうです。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
ワイドトレッドスペーサーという製品は
「安全」という指標が現在までありませんでした。

「車検」という規定で考えても
「スペーサーに関して」という
検査項目が存在する訳ではないため、
そもそも車検に通る!通らない!を
判断する基準すら無い訳ですが、
それではユーザーからしてみても
「不安」が残る事は否めません。

そこで、KSPも加盟している
「日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会」
通称「NAPAC」ASEA事業部のスペーサー安全基準を
ASEA基準委員会の方々と共に数年をかけて設定。

作成された安全基準の実証試験の為、
今回VIAさんに試験を依頼したという訳になります。

ASEA基準に適合するREALスペーサーを
検査装置に取り付けていきます。

ちなみにASEA基準にはKSP製品でも
REALブランドで販売している
国産車用ワイドトレッドスペーサーのみが適合となります。

スペーサーを装着しても
「純正同等の性能と強度の保持」という基準から
従来より販売していたハブセンターが無い、もしくは
ハブセンターアダプター方式の製品は基準不適合となります。

スペーサーを台座側へ固定したら
ホイールを想定した検査部品を装着し
車輛とホイールに挟まれた状態を作ります。

全てのナットの固定はM12サイズの
通常規定トルク12/N・mで締め付けます。

ちなみに・・・
取付など、すべての作業はKSPスタッフではなく
VIA検査員が行っています。

試験機の上にREALスペーサーが組み込まれた
検査機器を準備していきます。

検査機器は企業秘密のため画像に
モザイクをかけさせて頂いております。
予めご了承ください。m(_ _)m

試験スタート!

どんどん圧力が上昇していきます。

前例が無い検査である事もそうですが
高負荷状態であるため、検査中は
何が起きるかわかりません!
万が一に備え、試験機は強固な金網で覆われた状態で
テストを行います。

今回の試験目的は、
考えうる最大の回転トルクに対しての強度検査!

有識者と協議し設定された「強度計算式」に基づき
算出された最大数値を30秒間負荷をかけ、
破損等が起きないかを検査します!

・・・ですが、、、
現実問題で考えると何百馬力も出ている車輛・・・
例えばゼロヨン車輛でもスタートダッシュ時には
タイヤがロス(空転)してしまうため、
今回の様な「最大負荷フルロック30秒耐久」なんて状況は
現実的に起こりえない状況だと思いますが、
こういうテストにも耐えうる強度を保持する事で
大幅な安全マージンを確保する事にも繋がり
「想定外の状況下でも耐えうる信頼の製品」が生まれる訳です。

想定外の状況だったので走行中タイヤが取れました!
では、済みませんからね・・・(苦笑)

検査後の製品。
本体・ハブボルトを含め、何ら異常は検出されず、、、

WTACの様な超競技的な現場でも実証を積み重ねてきた
製品でしたので、おかげさまで信頼は多方面から
頂いてはおりましたが・・・
これで理論と・実証!
「安全基準」を満たした製品である事が実証されました!

WTACでも実証! その1

WTACでも実証! その2

今回、検査した製品は
スバル用の15ミリサイズ(PCD114.3&100の2種)ですが
順を追って基本ラインナップ全品を試験していきます。

また、ASEA基準登録後は必要に応じて、
・試験成績書
・強度証明書
これらの書類も発行可能となる予定です。

また基準認定製品全品には、
ASEA基準合格を示すシールが添付されます。

VIAもASEAも国交省認可の第三者機関ですので
「自社基準」などにみられる曖昧さはありません。

でも・・・

タイヤがはみ出しちゃう様なサイズの装着はNGですよっ!(笑)

今秋より設定出来る様、現在、急ピッチで準備を進めておりますので
今しばらくお待ちください!

今回の検査は、いままで販売していたREALスペーサーそのもので行っております。
製品自体は、販売開始より現在までの間、
小規模ながらマイナーチェンジを行ってはおりますので
過去にREALスペーサーを購入頂けたお客様全てにも・・・とはいかなくても、
可能な限り、この安全基準をバックUP出来る様にも準備しておりますので
既に購入済みのお客様も期待してお待ちください。

ホイールスペーサーはとても重要なパーツです。
適正な材料、精度など信頼性が最重要です。
KSPブランドは皆様に安心して使用して頂けるような商品開発をしていきます!