第3のスペーサー「ワイドオフセットスペーサーキット」誕生!保安基準適合へ強度試験開始!!

こんにちは。
KSP商品部の「ヤス」です。

先日、REALワイドトレッドスペーサー
強度試験の際にもお世話になった
日本車両検査協会(VIA)さんに
お邪魔してきました。

その目的は・・・

すでに、以前からKSPで販売している
「LEXUS/TOYOTA純正ホイール専用スペーサー」

10ミリという、通常であれば、
ロングハブボルトに打ち換えなければ
装着する事が出来ないサイズを
KSP独自の発想でボルトオン装着する事を
可能とした新しいタイプのスペーサーです。

今までは、見た目の構造から、
プレートスペーサーと同類タイプと
認識していたのですが、
スペーサーの安全基準を設定している
NAPAC(ASEA)「アフターパーツ振興会」と
この製品に関して、年単位で協議の結果、
現在、スペーサーとして設定区分のある
ワイドトレッドスペーサーとも
プレートスペーサーとも、構成が異なるとの
結論に至り、新たなスペーサーの区分として
「ワイドオフセットスペーサーキット」という
第3のスペーサーの商品区分として
誕生する事になりました。

この製品は、
LEXUS/TOYOTAの純正アルミホイールの中で
「平座ナット」を使用するタイプのアルミホイールに
限定
した特殊な製品ではありますが、
故に、ボルトオン装着を可能にした
大変人気のある画期的な商品です!

現在、この製品は、
・114.3-5H/M12 Φ60 10ミリ
・100-5H/M12 Φ54 10ミリ
・100-4H/M12 Φ54 10ミリ
この3種類のラインナップがあります。

今回、VIAにて、この3種の
強度テストを行い、車輛に使用する上で
問題無い強度を確保出来ているかの
実証試験を行っていきます。

ワイドトレッドスペーサーの検査同様、
今回も同じ計器を使用し製品に負荷をかけ
安全上の問題が発生しないかの
実証試験を行っていきます。

まずは、100-4Hから。
ワイドオフセットスペーサーキットは
基本的にプレートスペーサーと
専用ナットのセットで構成されています。

付属の専用ナットでスペーサー本体を
検査機に装着していきます。

今回も、作業はVIA職員の方に
全てをお任せして検査は行います。

専用ナットの締め付けトルクは
M12ナットの通常規定値となる
120Nmで固定します。

早速、荷重を加えていきます。

検査は、考えうる最大荷重を想定した
試験となるので、何が起こるか未知の領域です。

万が一の為に強固な柵の中で行われます。

(ご了承ください)
装置は企業秘密のためモザイクを
かけさせて頂いております。

規定値の荷重をかけ、
製品に何も起きなければ検査合格となります。

続いて、
100-5Hの製品を試験します。

先程と同様、検査機に
製品を装着していきます。

荷重をかけている間は、
何も起きない事を祈るばかりです。

最後に検査を行うのは
114.3-5Hの製品です。

通常、10ミリサイズのプレートスペーサーを
装着するには、ハブボルトをロングタイプに
打ち換える必要があったり、
ワイドトレッドスペーサーのタイプでも
純正ハブボルトを加工する必要性があったり
なかなか、そのまま装着出来ない条件が
多々あったりする事が多いのですが・・・

この製品の場合は、純正アルミホイール限定ですが
それらの心配が無く、さらに言うなれば
ハブボルトとナットとのかみ合わせ量も
増大する方向となるため、非常に安心感のある
製品となります。

最後の1つもテストを行い終え、
今回の試験は終了です。

検査を終えた製品。。。
何か支障が発生した様な痕跡は
見受けられず・・・
試験に無事合格する事が出来ました!

この新しい製品カテゴリーとして
新たな一歩を踏み出した
「ワイドオフセットスペーサーキット」の第一号!

「LEXUS/TOYOTA純正ホイール専用スペーサー」

この製品もREALワイドトレッドスペーサー同様に
「強度検査合格証」の発行が可能となる予定です。

まだ、幾つかの工程が残っておりますが、
進捗状況は追ってUPさせて頂きますので
期待して下さい!d(^^)

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