NSXのAT→MT換装 2台の違い

こんにちは。

今週末は天気も良く、気温は高めで暑かったですが
絶好のドライブ日和でしたね(^^)
皆さんはどこか行かれましたか?(^^)

さて今回は、
NSXのATからMTへの換装作業のご紹介と、ワイヤースロットル車と電スロ車での作業の違いです。

まずは、100型系のワイヤースロットルの車輌

ATを降ろして・・・

クラッチを取付して、今回はオーバーホールした5MTをRファイナルで載せました。

シフトレバー回りを組み立て。シフトノブはお客様のご希望でタイプR用を使用。

作業はまだまだ・・・

ステアリングコラム周りも外し室内をバラバラにします。

コンピューターの書き換え作業の為にロムのハンダを外します。

作業性の良いICソケットを基盤に固定

これは、ロムライターにてデータを書き換えしているところ。。

書き換えたロムを組込み、コンピュータを車輌に付けてチェック。
エンジン始動も問題ありません。

最終的な調整、チェックを行って完成になります。

そしてもう一台・・・

130型NSXは、新組みの6速を載せてAT→MTを行っている車輌。。

130型は電スロの車輌なので100型のAT→MT換装とは違うのです。

その違いは・・・・・

アクセルワイヤーを新設してワイヤースロットルに変更と、Vプロでエンジン制御を行うこと。。

前回アクセルワイヤー等の新設までご紹介した車輌です。

http://www.ksp-eng.co.jp/blog/wp/2018/02/05/nsx%e4%ba%ba%e6%b0%97%e3%81%ae%ef%be%8c%ef%be%9e%ef%be%9a%ef%bd%b0%ef%bd%b7%e4%bd%9c%e6%a5%ad/

作業の続きで、
Vプロを取り付ける為のハーネス加工です。

ATから6速ミッションへの変更と、ドライブ・バイ・ワイヤー(電スロ)からワイヤースロットル化なので、
Vプロを取り付ける為のハーネス加工をします。

VTECコントロールと新設したAACの制御、6MTのリバースゲートのコントロールなどなど。。
130型は140型、NA2に近いですがECUのカプラーも配線のピン位置も微妙に違うのと
配線図も無いので現車合わせです。

この車輌で使用したシフトノブは、当社で新しく製作したジュラコン製シフトノブ。
これからの夏は熱くならず、冬は冷たくならずの優れもの。
絶妙な滑りもあるので扱いやすいです。

ハーネス加工もほとんど終わり、Vプロにデータを入れて始動チェック。。

後もう一息です(^^ゞ

100型系NSXのAT→MT換装と、電スロNSXのAT→MT換装を行う上での違い・・・

100型系のワイヤースロットル車のAT→MTの場合は、大まかにMTへの操作系の換装とミッション、メーター、ロムのATデータからMTデータへの書き換えとなりますが、130型等の電スロ車の場合は、MTへの操作系換装とミッション、メーター等は同じですが、スロットルをワイヤースロットルに変更してエンジン制御をVプロで行う事が必要になります。

もしくは、これはまだ試していないのですが・・・
電スロ制御のままAT→MT換装を行う方法で、スロットルを変更してLink等で制御を行うか・・・
(以前、NA2の電スロをLinkを使用してレスポンスを良くした方式) になります。

最近よくあるAT→MT換装の問い合わせで、「これからNSX購入を考えていて、状態の良いATを購入してゆくゆくはMTにしたいと考えているので、AT→MT換装の費用を教えてほしい」と聞かれます。

100型系の元々ワイヤースロットルの車輌をAT→MTにするより、電スロの車輌をAT→MTする方が手間と
費用が格段に上がってしまうので、これから購入を考えている方は、このあたりも考慮してベース車輌を選んだ方が良いのかなと思います。