<GTRとはなれて>
GTRが無くなってからはS14とFD3Sでドラッグ参戦に挑戦していきました。
結果的にはS14がシルビア勢としては初の9秒台でHKS全国大会優勝。
FD3Sが翌年、9秒6でHKS全国大会2連覇の快挙!
GTRのドラッグ参戦で学んだ事を生かした結果がKSPをトップレベルへと
進化させた大きな要因でもあります。
しかし、その間で考えていたことは、いちユーザーとしてGTRを購入したい
という思いでした。
ドラッグレースが人気低迷するなか、GTRを所有したいという思いは逆に強くなっていきました。
現在では念願かなってBNR34に乗ることができましたが、
今は当時の感覚とは違ってどうすればずっと楽しくGTRとつきあっていけるかのか?
いちユーザーとしてSHOPのスタッフとしてお客さんに何を提案できるのか?
を悩みながら仕事をしています。
変な話ですが、ドラッグで名前をあげてきた自分たちが馬力をあげる事(上げすぎる事?)
を否定するようになりました。
ただ、逆に考えるとそのような道をたどってきたからこそ、デメリットも見えた気がします。
チューニングをする側にとってエンジンの限界をさぐっていく事は非常に楽しい事でしたが
オーナーにとってはだんだん乗りたくない車になっていく事実がありました。
自分が歳をとってきたせいもありますが(笑)、最近はタイム優先主義の車づくりよりも
普段の快適性を犠牲にしないレベルでのチューニングカー製作に興味がうつってきました。
今の自分が乗っているGTRの方向性そのものですかね〜。
車検がそのまま通る仕様でサーキットのタイムUPを狙っていくスタンス。
次の章からはBNR34が納車されてから現在に至るまでの過程を話していきたいと思います。
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